仕事をする。
僕は18の頃からずっと工場勤務で34歳の今も同じ会社で働いてます。
入社したてから会社の人たちとも波長が合って、なんだか高校の延長線上にいるような感覚だった。
生意気言って上司とぶつかる事もしばしば、、
二交代勤務
7時から15時 15時から23時
1週間で入れ替わる朝と夜の生活。
15時終わりは、まだ昼下がり
時間が有り余っている無敵の感覚。
23時に終わりは、夜の街を遅くまでさまよう。
若い僕は間違いなく自由だった。
時間と体力と、少しだけど自由なお金を持った生き物。
正直、汚い現場の仕事だったけど、愚痴を言いながら同僚と笑い仕事をするのが好きだった
そんな僕も、時間が経つといろんな物が削ぎ落とされて
結婚して子供ができ、時間はなくなりお金の自由なんてなくなった。
お小遣い制になって月一万円の生活
明け方まで遊べていた体は、「よっこいしょ」が多くなったし、
明るい髪色はいつしか黒髪にこだわり、今では白髪が目立つ様になった。
バカやってた先輩や同僚も次々といなくなり、僕の部署も解体され一年前、別の部署へ飛ばされた。
飛ばされ先はいわゆる加工業務、8時から17時までの常勤ってやつです。
休みも増えたし綺麗な環境で仕事ができる
6つ下の上司は、僕に気を遣いながら仕事をしてくれる良い人。
部署は変わったけど約15年働いています。
「そんなに長い間おんなじ所で働いててすごいね!」
なんて言ってくれるけど、全然すごくなくて
若い頃は仲間と居ただけで時間が過ぎてたし、今は機械の一部みたいに働いてるだけ。
ここ最近なんて仕事しながら、家具のこと考えてたら昼になってた。笑
帰れる家があって可愛い子供達がいて、週末は家族と出かけ写真を撮ってそれを観る。。。
そのためだけに会社へ向かって体が動いてる気がします 笑
真面目に頑張るって誰かのためじゃなきゃできないと思うんですよ。
それが家族の為ならば、もうそれは素晴らしい事だと思います。たぶん。
ではこのあたりで。